SNSを用いた集客術

SNSを活用した集客術を解説

 

SNSはコストをかけず効率的に集客できます。

 

Twitter、Instagram、LINEを活用した集客は、小規模の小売店や飲食店でも当たり前のことになってきました。

 

ただし、SNS集客は一定のリスクを伴います。

 

リスク回避を重視することがSNSを用いた集客術の基本です。

 

SNS集客のリスク

SNSを用いた集客術でもっとも大切なのはリスクを理解することです。

 

よくある失敗事例をまとめました。

 

炎上

SNSの活用でもっとも気を付けないといけないのが炎上です。

 

商品を粗末に扱ったり、商品・メーカーを含めた誹謗中傷の投稿をしたりすることは控えるようにしてください。

 

このほか、経営者などSNSを発信する人の個人的な投稿もなるべく控えた方が無難です。

 

可能であれば、社内で内容をチェックしてから投稿しましょう。

 

常連にしか活用されない

お店のアカウントをフォローしたり、リプライやお店を紹介する投稿を求めたりなど面倒なルールを作った場合、常連客にしか活用されなくなる恐れがあります。

 

面倒さを感じるSNS限定の割引キャンペーンを作ったA店は、常連客のみしか活用されず、結果的に客数は変わらず常連客の売上単価および利益率だけが下がってしまいました。

 

SNS集客は常連以外の客をいかに巻き込めるかが大切です。

 

有益な情報を発信しない

割引特典などで一定のフォロワー数を確保したB店ですが、その後に仕入れた商品の紹介など中身がない投稿を繰り返してフォロワー離れが起こってしまいました。

 

お店のSNSをフォローするお客様は、セール情報や定休日情報など知っておくと役立つ有益な情報を求めています。

 

集客にSNSを用いるのであれば、フォロワーが満足してくれる情報を定期的に発信し続けないといけません。

 

場合によっては、年に数回程度のペースで本当に必要な時だけ投稿した方がいいケースもあります。

 

このほか、オーナーのプライベートなど店舗やサービスには関係ない投稿を繰り返すこともリスクがあります。

 

SNSはお店の信頼に影響を与えるので、「フォローして損をした」などと思われないように配慮してください。

 

アナログ世代が離れる

お客の年齢層が高い場合、SNS利用者に限定した特典ばかり用意するとアナログ世代の既存顧客が離れていってしまうリスクがあります。

 

SNSでお得情報を発信することは大切ですが、SNSによるプロモーションをする前からの常連客も大切にしてください。

 

特にSNS集客で結果が出た時に、古い客を雑に扱ってしまう失敗事例が多いので注意しましょう。

 

SNS集客の基本

SNS集客の基本をチェック

 

SNS集客の基本は次の3点です。

 

  • リスク管理を徹底する
  • 適切なツールを活用する
  • フォロワーへのメリットを考える

 

リスク管理については、細かく説明しました。

 

面倒さを感じさせず、広告色を高めすぎないことがフォロワーを満足させるポイントです。

 

ただし、最初にインパクトの大きな特典を用意して、まずはフォロワーを増やすことから始めることがSNS集客のセオリーだと言われています。

 

もっとも定番のプロモーション方法は、LINEのお友達登録で500円割引など。

 

SNSは一度フォローすれば、その後にお得情報がなくてもフォローし続けてくれる人が一定数いるものです。

 

将来的なフォロワーの満足度は一旦置いておいて、まずはフォロワー数を増やすことに重点をおきましょう。

 

SNSによる発信力が高まっていけば、そこからできる事が広がっていきます。

 

SNSの選び方

集客に使えるSNSは次の4種類が基本です。

 

  • Twitter
  • LINE
  • Facebook
  • Instagram

 

それぞれ特性やユーザー層が異なりますが、迷ったときはTwitterかLINEを選ぶのが無難です。

 

Facebookはユーザー離れが進んでいますので、これから始めるのであればFacebook単独でのSNS集客はオススメできません。

 

SNS集客するならInstagramを活用したいといったこだわりがある場合のみInstagramを活用してください。

 

複数のSNSを併用するのも悪くないですが、4種類の全てに対応すると面倒な印象を与えてしまいます。

 

多くても2種類くらいまでに抑えておくとよいでしょう。

 

LINEとTwitterの選び方ですが、LINEは不要だと感じる投稿が多いと、お友達登録を削除されるリスクが高いです。

 

一方でTwitterに比べてもLINEは利用者数が非常に多く、幅広い世代が活用しています。

 

ちょっとしたトピックスなど幅広い情報を発信したい、フォロワー以外にも見てもらいたいならTwitter。

 

既存顧客だけを対象に重要な情報のみを発信する場合はLINEがオススメです。

 

小売店の強みを生かすポイント

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