取り扱う商品を見直す

繁華街の小売店小売店の売上を伸ばすには流行に乗っかることも重要です。

 

老舗で昔からの固定客を多数獲得するなど現在の売上に満足しているのであれば伝統やポリシーを重視することも大切ですが、経営難に陥っている状況であればジャンルを超えた商品を導入することも大切です。

 

ただし、取り扱う商品を見直す方法は不良在庫を増やしてしまうリスクもあるので注意しましょう。

 

集客目的に赤字の特価商品を用意する

昨今はドラッグストアや家電量販店など幅広いお店が食品を扱う事例が増えています

 

 

食品は多くの方が買いたい予定がなくても安かったり物が良ければ手を伸ばしてくれるので、集客アップを目的に導入するのはいいことです。

 

しかし、本業が食品販売ではないお店が品揃えや仕入で対抗するのは困難なので、利益を出すのではなく集客目的に導入するとよいでしょう。

 

得意分野ではない商品を売る場合は、赤字でもいいので特別価格にすることで高い集客効果を得られます。

 

食品であれば卵やカップラーメン、スナック菓子をどこよりも安く販売すると印象に残るお店になります。

 

食品以外ではスマホで使えるモバイルバッテリーや洗剤などがおすすめです。小さいお子さんのいるファミリーをターゲットにするならオムツなどを特価販売することも効果的です。

 

赤字価格の場合は限定数を設けることで、事前に想定した予算の中で取り組むことができます。

集客目的に赤字の特価商品を用意する販売手法は、チラシなどに広告費をかけるよりも高い集客効果を期待でき、来店したお客さんがリピートしやすいメリットがあります。

 

タピオカで成功した事例

タピオカ入りの飲み物2019年に大ヒットした商品と言えばタピオカです。

 

既存の店舗を畳んでタピオカミルクティー販売店に転身する事例も増えていますが、一部でタピオカを既存のメニューに応用して成功した事例があります。

 

タピオカ漬け丼で話題になった富士そば三光町店

各店舗で自由にメニューを用意できる富士そばでは、新宿にある三光町店がタピオカ漬け丼を開発して話題になりました。

 

発売した当初は全然売れてなかったようですが、お客がSNSにアップすると話題になって注文する方が急増
さらにテレビの取材も入って、一躍人気店に成長しました。

 

 

タピオカを取り入れる和菓子屋が急増

タピオカは海外発祥のスイーツですが、昨今は和菓子屋が水まんじゅうやわらび餅に取り入れる事例が増えています。

 

こちらもインスタ映えなどで話題になり、テレビの取材が入って起死回生した事例が多数あるようです。

 

 

ラインナップで差別化を図る重要性

当サイトでは再三紹介している通り、昨今は大型量販店やネット通販の成長によって中小規模の小売店は普通の商品ラインナップで勝負するのが難しくなってきました。

 

商品を見直す際は既存のビジネスモデルにこだわるのではなく、誰もやっていないことに挑戦したり流行に乗っかる、ネット通販にはない商品を置く工夫が効果的です。

 

既存のお店の運営スタイルを崩すのではなく、話題性集客力アップを目的に良い商品がないか探してみてください。

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