商品ディスプレイに役立つアイテム
商品陳列は必要に応じてディスプレイ関連のアイテムを活用することが大切です。
狭いお店や商品数の多いお店が空間を有効利用できるほか、アイテムを使うことで印象を良くすることができます。
商品ディスプレイに役立つアイテムをまとめました。
見せる専用のアイテム
見せる専用のアイテムとは、商品を手に取ることが難しいけど目立たせることができるものです。
一例をご覧ください。
- ショーケース
- 天井からの吊り下げフック
- ひな壇
- マネキン
ショーケースやひな壇はスペースを取りますが、陳列する商品を際立たせることができます。
天井からの吊り下げはアパレルショップなど、スペースの有効活用を兼ねて使うケースがあります。
このほか、斜め置きできるスタンドホルダーを設置するなど、手に取ることもできるけど見栄えを重視したアイテムを活用することも有効です。
雰囲気を演出するアイテム
ここでは、今の陳列棚周辺に設置することで雰囲気を良くするアイテムを紹介いたします。
- ブラックボード(背景を黒くする)
- カラーボード
- スポットライト
- ポップ
- プライスボード
- ワイヤー、アクリルの収納ツール
陳列棚だけを対象にブラックボードやスポットライトを設置するだけでも、お店全体の雰囲気が良くなりますよ!
スペースを広く取るだけではなく、アイテムの活用で商品を目立たせる工夫をしてみましょう。
ポップやプライスボードは定番の陳列手法です。
手書きで売り手の思いを伝えることや「SNSで話題に」など興味を持たれる内容にすることが大切です。
ワイヤーのツールは網を活用した棚やスタンドなど。
アクリルやワイヤーで棚の向こう側を見せることで開放感を出せます。
狭いお店やディスプレイの奥側に奥行きを感じられる場合に活用するとよいでしょう。
棚に置くアイテム
シンプルなステンレスの収納棚を使っている場合、直接商品を置くことで冷たさが出てしまう場合があります。
必要に応じてバスケットやシート、マットを活用すると棚特有の冷たい雰囲気を軽減できます。
ただし全てのアイテムに何かしらのディスプレイアイテムを活用するのは逆効果です。
ガチャガチャした雰囲気にならないよう、目立つ位置の棚にだけアイテムを活用するなどメリハリをつけましょう。
商品を多く並べるアイテム
商品を多く並べるには、縦方向のスペースを有効活用するしかありません。
定番のツールをご覧ください。
- 大きめの陳列棚
- 壁掛け棚
- ディスプレイネット
- 天井からの吊り下げフック
- 回転スタンド
陳列するスペースに悩んでいない場合でも、多く並べるためのアイテムを活用し、商品ごとのスペースを空けることで印象を良くできる場合があります。
ただし、収納を高めるアイテムは一度設置すると撤去するのが大変です。
今ある商品ラインナップに適していることに加え、継続的に使えるアイテムなのかを踏まえて慎重に検討してください。