目玉商品アピールの仕方
目玉商品アピールの仕方は、店内でもっとも目立つ位置に置くことや、ポップなどで紹介文を添える手法が定番です。
しかし、思うように目玉商品の売上が高まらない経験を持っている方が多いのではないでしょうか?
売りたい商品のアピールテクニックをまとめました。
売り手側の自信を確認しよう
商品陳列を工夫しても、売りたい目玉商品に魅力がなければ売上はそれほど高まりません。
目玉商品として売上を高めるには、顧客目線でも目玉だと実感してもらえる何かが必要です。
商品における「目玉ポイント」は次の種類があります。
- 新商品
- レア商品
- オリジナル商品
- 限定数のある商品
- 料金設定が安い
- 季節性のある商品
- 話題性のある商品
- 販売数やランキングなどの実績
- 品質/味
- 実用性
- 耐久性
イチオシ商品なら実用性・耐久性・季節性などの魅力だけで十分ですが、お店の目玉商品として売り出したいのであれば、なるべく大きなインパクトを与えることが必要です。
まずはお店の目玉にしたいと思う商品選定から見直して、数ある商品の中から目玉商品に選んだ理由を整理するとよいでしょう。
商品に応じたアピール方法
最大の魅力になる目玉ポイントに応じてアピール方法を考えることが大切です。
たとえばスーパーマーケットで誰もが知っている定番のカップラーメンを特売する場合、商品を綺麗に陳列する必要はありません。
そのかわり、割引後の価格表示を大きくアピールしましょう。
安さを目玉に定番商品を売りたい場合、商品を見なくても興味を持ってもらえます。
売場だけではなく店舗の入口付近など幅広い場所に「本日の特売品情報」などと題した張り紙を貼っておくとよいでしょう。
レア商品、限定数のある商品、話題性のある商品は目玉になっている理由をポップ等でアピールする必要があります。
レア度や話題性は世間の認知度を把握しておくことが大切。
多くの方が存じているレア商品であれば、店内の広いスペースに展示しましょう。
多くのお客が足を止めてくれれば、それが宣伝効果になってその商品を知らない人にも興味を持って貰えます。
世間からの認知度が低い商品を売りたい場合、「SNSで話題」、「売り切れ続出」、「仕入れ担当者のイチオシ商品」などの題名と詳細理由や商品説明文を添えたポップを作ってください。
文章が多いポップや説明文をしっかり読んでもらいたい場合、店舗の入口付近など人の流れが多い場所ではなく、店内の端っこなどお客が足を止めて文章をゆっくり読みやすい場所を選んだ方がいいです。
このように、商品名や価格など簡単な情報のみでお客がどれほど興味を持ってくれるのか分析し、お客目線で興味を更に高められるようにアピールしたり商品陳列を工夫したりしてください。